庭木　透かし剪定　上級編​

モミジ　特徴

 

　自然樹形・・・・・・・・・→落下傘形

　科名：カエデ科　落葉広葉高木

　　　　　５〜８m　種類多し

　木質；耐陰性のある陽樹。紅葉が美しい。

　葉：円形で深烈し、重鋸歯あり。名の由来は蛙手からきている。

　開花：暗赤色　４〜５月

　樹勢：生長早い。立ち枝は樹形を乱す。

　萌芽力：強い。樹液に糖分多し。

　病害虫：テッポウ虫・アブラムシ・カイガラムシ。

　　　　　　５・６月頃　スミチオン乳剤散布

　剪定決定順序

1. 樹勢は強く高さ・幅と勢い強く、毎年一周り大きくなる様子。庭の風情を壊わす。しかし紅葉は美しい。

2. 特に横に広がる性質が顕著。

3. 頭を低くして全体をこじんまりとしたいが頭の太枝を落とすとデリケートな樹でそこから枯れる性質あり。必ず癒合剤を塗ろう。

4. 樹形はつんつん伸びの頭を落とし、四方に垂れ下がる枝を頭にする玉散らし樹形多し。他に一本仕立て、スタンド仕立てがある。

5. 枝ぶりを見ながら、玉枝をダイヤ理論に沿って配置し、自然樹形内に収めながら枝の先端は中央の枝元で切り,枝の芯止めをするがコツ。

6. 玉枝から垂れ下がった枝を滝が流れるイメージで作ると美しい。

　裏技

　　玉枝の垂れる枝一本一本の上向き小枝を切ると暴れない。

​⚪️一重理論を使い、内に巻く枝を切るとスッキリとした透かし剪定になる。